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審判員のための研修会(講演)

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コーチ・スタッフ用

2014年10月25日(土)審判員のための研修会(講演)に参加いたしました。

講演会の講師は神林飛雄史氏。
1986年ワールドカップメキシコ大会視察、1996年ユーロイングランド大会アンバサダー・マンチェスターFA客員スタッフ、2002日韓W杯FIFA GCアシスト等の経歴を持たれる方です。
また、サプライズゲストに国際審判員の西村雄一氏が招かれました。


神林さんの講演の中で印象深かったのは『良い環境から良い試合、良い選手、良い判定が生まれる』という言葉でした。
これは、日本とイギリスのスポーツを取り巻く環境の比較で、イギリスでは、一定の地域にサッカーやラグビーのスタジアムがあり、そこには、プールやジム、公園があり、必ずクラブハウスやパブも併設されており、このような市民の憩いの場が数多く見受けられるそうです。日本には、そういった施設が少ない為スポーツに対する環境が遅れているということでした。

例えば、トップチームが練習するフィールド(もちろんフルピッチサイズ)は地面より一段高くなっていて、相撲でいう土俵がフィールドであったり、また、そのフィールド内に小さなピッチを作り、そこで少年が試合をし、その回りでトッププロがアップをしているという日本では、考えられない光景が見られるそうです。
そんな光景のなかトッププロは気軽に握手やサインに応じてくれるそうです。
日本でも、このような環境がもっと増えれば、サッカーのみにあらず、多くの人がスポーツを楽しみ、地域のコミュニティが盛んになるのではないかと思いました。
因みに、ドイツ・イタリアでは、学校は勉学の場でスポーツは町のクラブが行っていると配布された資料に記載されていました。

西村氏の登場から、神林氏との座談会形式で講演は進みました。
神林氏の質問に西村氏が、お答えする内容で、先ずは審判を目指すきっかけはU-12の試合でのミスジャジだったそうです。
せっかく練習を積んできて、ひとつのミスジャジで敗れてしまった選手達のことを思うと心が傷んだそうです。

それをきっかけに、4→3→2→1と級をあげていったのですが、『昇級のためには、すばらしい審判を目指す。ただ昇級そのものを目指すのではなく級に満足しない』ということでした。このことは、級にとらわれず、常に正確なジャジングを目指すよう心掛けなければならないと思いました。また、試合中走ることの大事さも考えさせられました。

ご自身の経歴では、あの平山相太選手が出場した高校選手権でも笛を吹かれていたそうです。
国際試合ではアジアで10年間経験を積み、10年プロジェクトに参加されました。
トップレベルの国際試合は、やはり動きが速いのでゲームを読むことが大切と言われてました。これはU-12にも繋がることだと思います。

また、国際審判員は英語圏よりもスペイン語圏の審判員が多いそうです。これは個人的には意外でしたが、よくよく考えれば、サッカーはヨーロッパ(イギリスが起源)で発展し、サッカーが盛んな南米でもスペイン語圏やポルトガル語圏が多いので、うなずけました。
選手も含め言葉が通じないときはボディーアクションやカードで示すそうです。
こぼれ話で南米の審判は、もめ事に対応、ヨーロッパの審判は、激しいあたりにたいしての対応に適しているようです。

審判には、ふたつのミスがあり、ひとつは判定不能で、これは角度が悪い。すなわちポジショニングが悪い。もうひとつは、笛を旗を吹く勇気、上げる勇気がないということでした。因みに笛や旗の対応に対する勇気がないことは、審判として論外ともおっしゃってました。
更に、サッカーはボールひとつあれば、幸せを与えられるスポーツであり、ワールドカップの優勝チームは全7試合を消化しなければなりません。しかし、その大会に携わる審判団は大会3位決定戦を含め、全64試合に勝利しなけければならいとプラッター氏の後押しがあるそうです。それがサッカーにおける審判員が幸せを与える行動だと思いました。

そして、やはり今回のブラジルワールドカップ初戦で物議をかましたPKの判定について話題は移りました。『あのホールディングを取らなければ取らないで、批判はあったでしょう。自分の判定に納得しています』とおっしゃってました。ただ、回りがみて、疑わしき判定と取られてしまった審判員は幸せをあたえられないだろうという意味(プラッター氏の意見)で、その後は第4、第5審に就いたようです。また、FIFAが再度西村氏を主審に命じ同じ事案が起きた場合、今後の審判活動に支障を生じると判断したようです。視点を変えれば西村氏がいかに信頼されているのかということが感じ取れました。

代表監督にしても代表選出時、調整不足でも選出せざるを得ない状況があるようです。なぜなら、常に代表選出されている選手を外し、回りが納得しない選出を選べばバッシングを浴びることになるでしょうとのことでした。(サプライズ選出も時としてありますが…)
U-12のカテゴリーでも、そんな経験をした覚えがあります。『何で、あの子がスタメンで、うちの子がサブなの?』これは、実に嘆かわしい!

ヨーロッパで活躍している選手は、ワールドカップも国のプライドをかけて戦うが、もうひとつの標準はリーグ戦開幕にあわせて調整しているとのこと。例えば本田は絶好調!!

更に、こぼれ話を少々…。
オリンピックは男女一緒なので審判団も和気あいあいの雰囲気だそうです。因みに女子審判団は筋トレが好きらしい。
メッシのドリブルは異次元の世界なのだそうです。映像で観ても凄いのに至近距離で観たらどんな世界なのか?

また、ブラジル大会で使用したスプレーは、結果選手が フェアになり得点の機会が増えたようです。だから魔法のスプレーと名付けられたようです。スプレーはゴールキーパーが壁の位置の指示がおわるまで、無駄になるので引かないとのこと。スプレーの引き方をジーコフットボールセンターで練習したようです。1試合に2~4本用意するとのことでした。

最後にこのようなすばらしい講演をいただきました神林様、西村様。お誘いいただきましたRA神奈川の滝沢様。また、RA神奈川の皆様に御礼申し上げます。
ありがとうございます。

講演会後の懇親会も楽しめました~。

たちばなキッカーズ 伊藤 直和


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