第33回港北区サッカー協会大会 7/1(土)大会3日目: 2部Dブロック
場所: 太尾小学校
形式:8人制、15分×2
第1試合
たちばなキッカーズvsエストレーラA
0-2●
メンバー
FW リキ(金子) トモハル
MF リキ(高橋) リュウト タクマ
DF ナオキ ユウト
GK リョウゴウ
第2試合
たちばなキッカーズvs駒林SC-A
1-8●
メンバー
FW ダイキ フウマ
MF リキ(金子) リキ(高橋) タクマ
DF ナオキ ユウト
GK リョウゴウ
交代(第1試合/第2試合)
リキ(金子)→フウマ
タクマ→ダイキ
トモハル→ヒデタカ
フウマ→トモハル
タクマ→ケイト
リキ(金子)→リュウト
ダイキ→ヒデタカ
大会3日目、区大会予選リーグ2試合対戦してきました。
【第1試合】
前半0-0
後半0-2
曇り空の中、キックオフ。先週と違い立ち上がりは、まったりして静かだ。みんなパワーを温存しているのかな?緊張していたのかな?いずれにせよ、そんな試合の入りは嫌いじゃない。いつも、コーチがおもう、予想通りなプレーだと面白味がない。子供らしく、気持ちを素直にピッチ上で表現している姿が自然で良い(個人的にはおもいます)
試合は、前半から驚かされるプレーの連続でした。
①りょうごうの何故、そこにいてそれを止める×2回
説明:相手ミッドフィルダーの選手のスルーパスを受けたフォワードがペナルティーエリア内で体を反転させ、シュート体勢に入るコンマ何秒かの間にすでにポジションを換えて、横滑りでボールをキャッチしている。シュートを打たせない。もうひとつのプレーは、シュートを打たれたが、素早い動きで前に出てコースを切ってのシュートブロック。
→観客席から「おぉー」の声。こんなプレーを見せつけられたら応援はやめられない
②リッキーのドリブル
説明:応援席側のタッチライン際で、味方のパスを受けたリッキー。緩急をつけた柔らかいボールタッチのドリブルで、相手を一人かわす。パスを受けてからの一連の流れがアルゼンチン代表のメッシの様だった。周りの選手のサポートの動き(三角形を作る動き)があれば攻撃に厚みがでたけど、プレーが早すぎて周りがサポートに行く時間がなかった。近くにいる選手は、次は、サポートに行けるように心掛けましょう。
③ナオキのクレバーなポジショニングと誰もが認める潜在能力の高さ
説明:相手FWと平行して走ると走り負けする印象はない。むしろ遅れてスタートして後から追いかける方が本人のやる気スイッチが入った分早く感じる。先週のブログでDFの動きで絞るプレーを説明しましたが、試合前のミーティングで理解して実行していた。ブラジル代表にいた、ルシオ選手のようで凄く頼もしく、かっこよかった。チームに欠かせない存在になる可能性を感じました。
第2試合
前半0-4
後半1-4
前半30秒で左サイドを突破され失点
前半5分 中央からフリーでミドルシュートで失点
前半9分 左サイドから失点
前半14分 コーナーキックからこぼれ球押し込まれ失点
ハーフタイム
みんな落ち込んでベンチに引き上げてきた。泣いている選手がいる。一人だけじゃない。泣いている理由は、前半だけで4失点したのが悔しかったのか、自分のプレーがおもうようにいかないからなのか、チームとして機能していないからなのかそれぞれ思うところがあるとおもう。たぶん4失点の悔しさからの涙だとおもう。しかし、試合は終わっていない。サッカーは、前半で何点取られてもハーフタイムがあり、後半がある。酷なスポーツだ。野球と違いコールドゲームがない。4点取られても後半5点返せば勝てる。実力差は、おいといて。諦めたら終わりだ、泣きながらでも顔をあげて前を向いてプレーをしなくてはならない。当然、点を1点でも取りにいかないといけない。
後半に向けて仕切り直しだと0対0の気持ちで切り替えて行こうと伝えた。
後半キックオフ
選手は、普段と代わりなく積極的にプレーをしている。ベンチのメンバーは、おとなしく静観している。
後半1分 失点
後半5分 コーナーキックからこぼれ球を打たれ失点
後半6分 トモハル、左サイドからカウンターで相手を抜ききる前に左足でコースを狙ったシュートで得点
後半9分 ヒデタカ、中央からミドルシュート惜しくもクロスバーの上
後半11 12分立て続け失点
試合終了
【今後に向けて】サッカーは、コーチの経験上キックオフして最初の5分以内に失点してしまうと、相手に勢いがつき大量失点で負ける事があります。だから、前後半立ち上がりの5分は集中しましょうと、暗黙の掛け声があります。みんなは、前半は30秒で失点。後半は、1分に失点。サッカーは、怖いですね。みんなは貴重な経験をしたとおもいます。大人が本気で戦術などを伝え相手に合わせてシステムや守備の強化を行えば失点しない方法があります。しかし、我々は相手に合わせてサッカーをやるより、自分たちのサッカーを貫きたい。チームコンセプトとして、ボールをもらうためのサポートの動き方やトラップやパスの技術を磨く事に取り組んでいる最中だからだ(まだ、道を歩き始めたばかり……)
さて、選手の良かったプレーや、今後の課題を少し書きたいとおもいます。
④リュウトのクリア
キーパーのりょうごうがゴールマウスにいない場面でボランチのリュウトは、あきらめないでボールを追いかけ自陣のゴールラインぎりぎりでクリアした場面。体を投げ出すときずだらけになるね。足を負傷してましたね。体を柔らかくしないと大怪我に繋がるので、お風呂あがりは柔軟体操をやりましょう♪ヨッシー以外、全員体が固すぎだよ(..)
⑤ヒデタカの大会期間中での成長
ヒデは、大会期間中一番伸びたかもしれないと個人的にはおもいます。初日は戸惑いもありましたが、2日目、3日目と日に日に良くなってきたね。最後は、ボールを要求する声も出ていて、得意のミドルシュート炸裂。得点も入れたね。次は、フェイントで相手を交わしてシュートをしてみよう♪
⑥ユウトには、課題を与えます。いつも右足しか使わないので、練習中は左足だけを使ってみてはどうでしょう。そのためには、練習がある土日以外にいっぱい練習しないと週末の練習では何もできないかもしれませんね。みんなユウトのドリブルには、慣れてきちゃいました。もう少し工夫しないと誰も抜けなくなります。今のままでは、5年生では通用しないかもしれません。この時期に先を見据えてコーチと取り組みましょう。→先週良かったプレーを解説しましたので、課題を与えました。
⑦フウマは、背が大きいのでボールをキープしてボールを絶対に奪われない事を目標にしてほしいです。練習でやっている全員でのボールキープ(ペナルティーエリア内でのボールだしっこ)、まだ1回も優勝してないよね。大柄の選手は、ボールキープは有利なはず。どうやったらボールを失わないか、よ~く考えてみよう。分からなかったら、大谷コーチに聞いてみよう!後、瞬発力をつけるなら下記のメニューをやってほしいです。
・3メートルダッシュ50本(坂道)
・ラダーでステップワーク(大柄の選手は、特に細かなステップを早く踏み、神経経路を鍛える必要がある)ラダーはないから自分の足で公園で書いて(ハシゴみたいに書く)やると面白い選手になるかもしれません。ふざけてやったら意味がないからね。いつも期待しています。
⑧リキチャンは、ドリブルが好きだからドリブルで相手を交わしてすぐにシュートする練習とボールを奪われないボールキープを覚えよう♪後、もう少し周りとコンビネーションを組んでパス交換を入れるといいかも。ドリブルかパスかをいつも意識していると相手DF は迷うはずだよ。今は、技術にこだわって練習しているとおもうので、今のまま続けましょう。ユウトと同じで左足でのシュートを、練習しないと相手に読まれちゃうよ。最後にキャプテンとしてチームを引っ張ってくれてありがとう♪次の大会もお願いします☆
⑨トモハル 最近相手に倒される回数が減りましたね。体の軸がしっかりしてきたのかな?ドリブルの時、手を使って相手をブロックしながらドリブル出来てきたのかな?両足でシュートを打てるのは、最大の武器だね。コーチ達がびっくりするフェイントを編み出して秋の大会で披露してね(笑)
⑩ケイト 高速ドリブルからのシュートを得意としてるね。ひとつ武器があるので、次は、サイドをやるときのポジショニングを覚えて守備からの攻撃参加を覚えたら、プレーの幅が広がるよ。今はいろんなポジションを経験しましょう。無限の可能性を感じます。少しずつ積み上げて行きましょう♪
⑪だいくんは、いつも何処かで努力しているね(努力した結果、力が及ばなかったから涙が出るとおもう)右足でのキックがしっかりミートできる様になったね。試合後、一番泣いていたね。悔しい気持ちがあるからまた、人は成長します。だいくんに一言、言いたいです。後半試合が終わってないのにベンチで下を向いてたらダメ!まだ、諦めないでプレーしているみんなが、ピッチにいるんだよ。泣きながらでもいい、顔をあげて応援しよう。悔しいおもいを目に焼きつけ、その悔しさをパワーに変えよう!まだまだ、伸びるし強い気持ちがあればサッカーだけじゃなく、何事にも向かっていけるとおもいます。熱い男は好きだ。
⑫タクマ サッカー好き、負けず嫌い、足は早い。サッカー選手になる要素を持っている。取り組む姿勢もOK♪練習でのトラップやキックもわるくない。試合では、誰よりも色々なポジションを任されている。たぶんFWをやったら一番点を取るとおもいます。チーム事情でFWは、やれていないが、秘密兵器として今は、温存中。いつかチームが困った時に助けてほしい。毎日左右100本ずつシュート練習をしてほしい。坂道ダッシュで脚力の強化も忘れずに!
⑬再びりょうごう、どうしても言いたい事があります。ボールを持って蹴るとき、もう少しボールリリースを遠くにして蹴ってほしいです。リリースが近すぎると詰まって蹴る形になるので、ボールに力が加わらない。ボールを遠くに放し、蹴る(あつやもそうだよ)そうすれば、相手のペナルティーエリア付近まで蹴れるはずなので、一気に攻撃の起点になるとおもいます。フウマが体を張ってボールをキープして、他のメンバーが走り込んでゴールを目指すと攻撃パターンが増えますね♪いっぱい練習しましょう。学校の砂場の近くで毎日練習してください!
長文になりましたが、今からがスタートです。