指導方針
たちばなキッカーズは地域に根ざした少年サッカークラブであり、いわゆる一般のサッカースクールとは性格が異なります。指導方針は以下の通りです。
- 子供たちの自主性を重んじ、型にはめる指導ではなく、できるだけ楽しく、思いきり発散できるスポーツ活動の場を作る。これにより、子供たちで作る「小社会」の中で、サッカー技術も、サッカー以外のこと(仲間意識、規律等)も自分で会得するようにさせる。
- 子供たちが自分たちでサッカーを楽しみ、生き生きとし、のびのびとしたサッカーができるよう指導する。精神的にも技術的にもフェアプレーを遵守させることを基本とし、コーチは目先の勝負にはできるだけ拘らないようにする。
- サッカーが好きになり、うまくなると、将来Jリーガーを目指す子も出てくるであろう。サッカー技術を身に付けるうえで、小学生時代は非常に重要な時期である。従って、コーチは「10年先の完成期に如何に大きく成長させるか」を念頭に置き、サッカー技術向上に向け、子供たちを育成する。なお、各グループを同一技術レベルの小チームに分け、育成することを基本とする。
U8クラス 年長~2年生まで
【プレゴールデンエイジ】
この時期の子供にはボールに興味を持たせ、ボール遊びの楽しさを教える。
また、豊富な運動経験を持たせることが重要である。(たちばな以外で経験させることも重要)。
従って、反復運動よりもいろいろな練習を取り入れる。(もちろんサッカー以外でもよい)
【習得技術】
インステップキック、ワンバウンドリフティング、ドリブル、トラップ、ヘディング、スローインなど。
【基本練習】
1対1、いろんな遊び、簡単にスライディングさせない、声を出す癖。
【試合方針】
フォーメーションには拘らない、早くボールに寄る、ドリブルで抜くことに拘らせる、簡単にクリアーしない。
【ルールの知識】
反スロー、キーパーのルール、キーパーへのバックパス、オフサイドポジションの位置。
【U8クラスコーチ】
ヘッドコーチ 菊田 淳
森戸 ゆかり、福富 厚太、櫻井 基也、川村 亮介
U10クラス 3年生~4年生まで
【ゴールデンエイジ前半】
すべての技術を身に着ける能力を持っている時期である。
スピードやパワーを身に着けることはできない。
従って、テクニック、正確さ、などの上達に主眼を置き、反復練習によりスキルアップを図る。
【習得技術】
ダイレクトインサイドキック、インフロントキック、利き足のリフティング50回以上、周囲を見ながらのドリブル、頭・胸4・ももでのトラップ、怖がらずにヘディングができる。
【基本練習】
2対2、4対2、ミニバスケット、受け身、声を出して指示し、考えを伝える。
顔を上げ、周りをよく見る、味方に近づかないなど。
【試合方針】
ポジションを完全に固定しない、ディフェンスもオフェンスも経験させる。
キーパーを目指したい子はある程度固定して練習。
【ルールの知識】
間接フリーキックのシグナルとやり方、オフサイド反則の理解。
【U10クラス コーチ】
ヘッドコーチ 大谷 稔
徳永 佳則、樫村 英将、城 宏隆、村田 慶太、山田 倫之
U12クラス 5年生~6年生まで
【ゴールデンエイジ後半】
U10と同様にテクニックの上達に主眼をおく。ゲーム形式(ミニゲーム主体)により、個人戦術(状況把握、パスアンドゴーなど)のレベルアップを図る。個人戦術の上達により、グループ戦術が成り立つことを教える。
【習得技術】
動いている、浮いているボールのインステップとインサイドキック、利き足でない足のキック、左右交互のリフティングで50回以上、いろんな部分でのリフティング、体を使ったキープのドリブル、次のプレーを考えたトラップ、ワントラップで次のパスやキックに繋げる、ボールを受ける前の判断、相手と競り合いながらのヘディング。
【基本練習】
3対3、4対4、トライアングルでのパス回し、全員攻撃全員守備、スペースへの動き方や使い方、4ゴールゲーム、全体をて判断、声を出してのコミュニケーションなど。
【試合方針】
戦術を固定しない、子供たちに考えさせて自由な発想を引き出す訓練、できればポジションを完全固定しない、攻撃・中盤・守備各ゾーンでのプレースタイル。
キーパーを目指したい子はある程度固定して練習。
【ルールの知識】
教えていないことは試合ではできない、フリーキックのやり方(狙うポイント、タイミング、クイックスタート等)、コーナーキックのやり方。
【U12クラス コーチ】
ヘッドコーチ 三木 健司
関谷 健、浦崎 鉄平、吉田 泰介、河本 尚徳
【顧問】曽田 弘治
【相談役】永田 欣也
【代表】宍戸 正人
【監督】三木 健司
【フリーコーチ】
永田 欣也、前島 宏行、田辺 昭治、村松 理雄、渡辺 邦雄、新井 一成、田島 泰彦、河野 優、八瀬尾 大輔