2025年9月14日(日) 幸ケ谷グラウンド
秋の横浜市大会が始まりました。春の市大会、区大会を経て、夏の合宿を経験しました。特に夏の合宿ではスポーツテスト、班対抗戦で子供たちの成長する姿を目の当たりにしました。今度は公式戦で見せて欲しい!非常に楽しみです。
1試合目:vs EMFC-F
秋の市大会初日の開幕試合、相手はホームのEMFC-Fさん、ホームだけあって応援席の声援もすごい。
そんな中、試合が始まりましたが、GKハヤト、後ろのクニカズ、ハヤタ、ユウリを中心にいいディフェンスができていました。相手のサイドに足下のうまい選手がいましたが、抜かれても次の選手がカバーして簡単に突破を許さず、シュートも打たせずに集中したいいディフェンスができていました。
前半は1失点でしたが、相手コーナーキックを跳ね返したところに誰もボールを行けず、簡単にセンタリングを許してしまいダイレクトで合わされてしまいました。これはもったいなかったなあ。
前半の攻撃面はペナルティエリア付近まではいくものの、シュートまで行くシーンを作り出せなかったので、後半はどんどんシュート打っていきたい。
後半は相手陣地でのプレーが増えてきて、たちばなペースでの試合でした。小さめのコートだったので、コウタが積極的にミドルを狙ったり、イブキのフリーキックだったり、だんだんゴールの気配が漂ってきました。しかし、相手もさることながらで、ここで抜け出たらというところは簡単には許してくれませんでした。
このまま試合終了かなと思っていたところで、子供たちは最後まであきらめずに攻めてくれました。相手陣地に攻め込んでコーナーキックからなんとかゴールへ押し込もうと体を張って、足を伸ばして、あと一歩とどかなく、タイムアップ。
結果は敗戦でしたが、コーチが見た中では、今年一番のゲームでした。特に1対1は頑張っていました。
課題は相手ペナルティエリア付近でドリブルだけになってしまってパスの選択肢が少ないこと。前に相手選手がいたら横に必ず味方がいるので横への展開をしてみましょう。格段にシュートチャンスが増えます。次の試合に期待です。
U10担当:櫻井
2試合目:vs 藤が丘少年FC
1試合目の良い調子を保ったまま2試合に入りたかったのですが、長い休憩と蒸し暑さもあってかどこかフワフワした試合前。「まずは試合に集中すること」「最初の一歩を早くし全力を出し切ること」を伝えました。
試合序盤はたちばなのペース。トップのイブキを中心に攻め続けますが、やはり全体的にフワッとしており、1試合目に比べて出だしが遅く、闘志も大分低くなっている印象を持ちました。攻めあぐねている内に相手のカウンターから最後は横に振られて失点してしまいました。そこからは意気消沈してしまい暫くは相手ペース。さらに遠目からのシュートも決められてしまいました。
ハーフタイムでは、喝を入れなおすと共に、相手がやったように「横にパスを出して相手を揺さぶること」「シュートで終わること」を伝えました。後半は再度たちばなペースに戻りますが、それでもエンジンは掛かり切りません。惜しいところまでは行くのですが、最後の最後で相手に防がれてしまいます。こういった時に横に振れると良いです。中盤ではユウリが一試合目からずっとボールを奪取し続けてくれました。そして遂にトップ下ハヤトからのスルーパスにイブキが抜け出し、キーパーとの一対一をしっかり決め切ってくれました。待望の1点です。パパさんママさんの応援団も盛り上がりました。その後は、皆エンジンがかかり、ボールへの一歩も早くなり「押せ押せガンガン」のタイムになりました。どんなに言葉で鼓舞してもダメだったのですが、、、、得点の影響の凄さですね。その後は終始攻め続けますが、追加点が奪えずそのまま試合終了。
試合後に選手達には言いましたが、率直な感想としては「もったいない」でした。最初から1試合目の闘志、積極性でプレー出来ていれば違った結果であっただろうにと。
今の選手達は完全にフリーな状態や抜けきらないとシュートやパスをやらないことが多いです。なかなかその状態にはなりづらいので、少し無理してでもシュートやパスをする練習も今後していこうと思います。そういった判断力でもう一つレベルアップできます。
惜しい敗戦となりましたが、今日の2試合は、春に比べて大きな成長がみられた試合でした。来週も勝利を目指して頑張りましょう。
U10 庄司
