新型コロナウイルスの制限が徐々に和らぎ、今年度は期初から全ての大会が開催されています。まだ油断はできないのでしょうが、他チームとこのように試合ができる幸せを感じます。
さて、今日はU11交流戦です。少年サッカーは、U12,U10,U8と3つのカテゴリーに分かれていますが、間になるU11,U9の試合出場機会を増やす為に、港北区サッカー協会が設けてくれた大会です。これもありがたいですね。


■第1試合 vs横浜北YMCA ○ 5-4 (得点:シンゴ×3、オウスケ×2)
FW ダイチ
MF シュン シンゴ オウスケ ハル
DF アヤカ シンペイ
GK ユウシ
今日は暑くなりそうですが、出席者はギリギリの8名。交代はできませんが、頑張っていきましょう。
最近、選手達が「集中」の意味を分かってくれつつあるように思えます。だちばなには「1試合目に弱い」という伝統があるのですが、この悪しき伝統を打ち破るべく、アップを開始する時に、一人ひとりと顔を合わせます。すると、選手達の表情が「きゅっ」と引締まるようになってきました。この日も短い時間でしたが、良いアップができました。
本日もテーマは一緒。1年間、このテーマでいきますから、みんないつも意識して下さいね。
①川(中盤のスペース)を作らない=コンパクトなサッカーをする
②攻守の切替えを速く
③球際で負けない、取られたら取返す
6年生と一緒の時は5年生の多くがベンチスタートですが、驚いたことに5年生も上記3テーマをちゃんと理解してプレーに活かせるようになっていました。
前半、2分、6分、8分、9分と立て続けにシンゴとオウスケが得点を重ねてくれました。二人ともドリブルシュートが上手くなった。練習の成果だね。
大量得点の背景のは「セカンドボールが拾えた」という理由があります。「川」を消せるサッカーでは、前線でこぼれたボールを味方チームが拾える機会が増えます。すると、ボールを取られても、何度も攻撃のチャンスが巡ってきます。つまり、攻撃している時間が増えるのです。スタメンで出場したダイチも良い走り出しが何度もあり、あと少しで得点できそうだったり、これが、前半はとてもよくできていました(前半4-1)。
特にハルのしつこい守備は相手チームにとってはとても効いていたと思います。抜かれても何度も何度も取返しにくるDFは相手FWからしたら脅威です。暑い中、よく走ってくれました。今日のMVPはハルです。
しかし、後半は暑さにバテたオウスケとシンゴの中盤での守備が機能を失い、ズルズルに。アヤカやシンペイ、ユウシの必死の守備も中盤が機能しないと、前半の逆で何度でも相手に攻撃を繰り返される展開。シンゴとオウスケにはこの粘りを身に付けて欲しいなぁ。後半は1-3と負け試合。結果的に1点差で勝てましたが、課題の残る試合になりました。次の試合、頑張りましょう!!!
采配:吉田コーチ
2試合目は、篠原つばめSCさん。1試合目を競り勝ったので、2試合目もこの勢いのまま、勝利に繋げたいところ。昼の試合に比べて気温は低くなってきましたが、1試合目の終盤はバテテしまいましたので、フォーメーションを変えて試合に臨みました。
【結果】 VS篠原つばめSC ●0-2
FW ダイチ
MF シンゴ オウスケ ハル
DF アヤカ シンペイ シュン
GK ユウシ
試合前にユウシに「フィールドやる?」って聞いたら、「いやだ俺キーパーやりたい」ということで、2試合目もGKはユウシにお願いして、決まり事になった川と池を作らないをキーワードに、ピッチに向かいました。
1試合目の試合終了から十分な休養を取っていたので、試合開始からみんなの動きが良く、特にハルのスピードのあるプレスが光っていました!!早速相手GKのクリアボールをカットしたダイチが、ゴール前に持ち込みビックチャンスに!!相手DFに挟まれシュートまで後1歩のところでしたが、惜しいプレーでした!!!相手の動きも良く、徐々にたちばなが攻められる時間が多くなっていく中、アヤカの素晴らしいカバーリングや、ユウシの横っ飛びのスーパーセーブなど、熱いプレーでゴールを守っていた前半終了間際、たちばなのゴールライン付近からグランダーのクロスボールが入りGKユウシがキャッチを試みるも、惜しくも後ろにハンブルしてしまい、相手FWに詰められて失点。。う~ん、相手に攻められながらも、良いリズムでプレーが出来ていたので残念!!そのまま前半を終了し、ハーフタイムに。1試合目のフォーメーションの方が点が取れそう!!と声が聞こえて来たので、1試合目のフォーメーションに変更して、後半戦にスタート!!
後半開始直後から、中盤のオウスケからシンゴのスルーパスでビックチャンスに!!シンゴが放ったシュートは惜しくもゴール右へ、いや~惜しい!!更にオウスケの右足でのミドルシュートも惜しくもゴール左へ。その後もシンゴのゴールライン際からのシュートやバイタル右からのシュートと、フィニッシュまでの形が出来るもゴールマウスに嫌われて、後一歩のところでゴールならず。DF陣も、シンペイの相手のトラップ際を狙ったボールカットや、アヤカのゴールラインぎりぎりでのクリア、シュンの1対1の負けない姿勢、オウスケのDFが上がったスペースへのカバーリングなど、みんなの気持ちが入ったプレーが続く中、バイタル中央でカットされたボールが、右サイドのフリーの選手に通り、そのままゴール前にクロスが入り、合わせられて失点。う~ん、ゴール前のDFの人数が足りてなかったかな。その後も攻め続ける姿勢を見せるも、残念ながら0-2で敗戦となりました。
負けてしまったけど、それぞれが役割をこなして、良い形がたくさん作れていました!!炎天下の中、2試合を8人で戦い抜いた経験は、次への自信に繋がったかな。次の試合も自分たちの良い形を作って、勝利を目指して頑張って行こう!!
関谷